AI画像生成のエラー、VPNを切ったら通った切り分け手順

AIで画像を生成していると、原因のよく分からないエラーが続くことがあります。ぼくもKindle本のマンガを描いていた7月のある日、朝から晩までほぼトラブル対応で終わりました。

最初は「AIの調子が悪い日」だと思っていました。ところが1つずつ切り分けていくと、最後に残った原因の候補は、普段つなぎっぱなしにしているVPNでした。

この記事では、その日に起きたこと、切り分けの順番、VPNを切ったら通った場面、そして言い切れない点までをまとめます。

その日に起きた3つのトラブル

マンガの画像は、Codexのアプリで1ページずつ生成していました。

1. 生成が止まったまま動かない

指示の書き方を疑いかけましたが、PCを再起動したら、あっさり生成できるようになりました。

2. 画像が保存されていないように見える

画面には完成した絵が出ているのに、保存したはずの場所にファイルがない。ダウンロードボタンを押しても無反応に見えました。調べてみると、実は毎回保存されていて、ダウンロードフォルダに同じ画像が10枚並んでいました。ボタンの反応が見えなかっただけです。

3. 「ネットワークエラー」が続く

これだけは、何度やり直しても、再起動しても直りませんでした。その途中でChatGPTの利用上限にも達し、しばらく待つことになりました。

VPNを疑った理由

ネットワークエラーで思い当たったのが、常時オンにしているVPNです。

ChatGPTに聞いてみると、「画像生成は1回の接続が長くなりやすく、VPN経由だとタイムアウトや切断が起きやすい」「まずVPNを切って切り分けるのが早い」という答えでした。

AIのアプリだけVPNを通さない設定(アプリごとに経路を分ける機能)も考えましたが、7月に調べた時点では、ぼくが使っているVPNのその機能はMacに対応していませんでした。残る手はオンとオフの切り替えだけです。

VPNを切ったら通った3つの場面

場面1:マンガの画像生成(7月のある日)

利用上限がリセットされたあと、VPNを切って再挑戦。このとき生成のやり方も、アプリをやめて、Claude CodeからCodexをコマンドで動かす方法に切り替えました。保存先を指定して直接ファイルに書き出せるので、ダウンロードの問題も起きません。結果は1回で成功し、残りのページも同じやり方で生成できました。

場面2:表紙1枚の作り直し(数日後)

別の本の表紙を1枚だけ作り直そうとしたら、VPNをつないだまま通信エラーで3回続けて失敗。VPNを切ったら1回目で通りました。

場面3:ブログへの自動投稿(さらに数日後)

WordPressへの自動投稿がエラーではじかれた日も、VPNを切って再実行したら通りました。

言い切れないこと

正直に書いておくと、場面1では「VPNを切る」と「生成のやり方を変える」を同時にしています。場面3は1回確かめただけです。どれも厳密に原因を証明したわけではありません。

ただ、「VPNを切ったら通った」が何度か重なったので、ぼくの環境では、通信エラーが続いたらまず疑う候補にしています。VPNを切るのは追加費用がなく、すぐにできるので、試す価値は高いと考えています。

切り分けの順番:手元の環境から疑う

振り返ると、PCの調子とボタンの見え方は、AIの性能とは関係のないところにありました。ネットワークエラーも、VPNを切ったところで状況が変わりました。

「AIがおかしい」から疑い始めると、指示の書き直しや設定の変更など、手間のかかる作業から手をつけることになります。そこで、疑う順番を決めました。

うまく動かないときの切り分け順を上から下へ4段で示す縦長の図。①「PC」再起動してみる ②「画面の見え方」保存先やフォルダを実際に確認 ③「回線・VPN」VPNを切って試す ④「ツール・AI側」ここで初めて設定や指示を疑う。上ほど「すぐできる」、下ほど「手間がかかる」と横に矢印で添える。日本語ラベル、ゴシック体、落ち着いたブランドカラー、白背景

1. PCを再起動してみる

2. 保存先やフォルダを、実際に開いて確かめる

3. VPNを使っているなら、切ってもう一度試す

4. ここまでやってから、ツールの設定や指示を疑う

今は、画像をまとめて生成する前に「VPNはオフになっているか」を確認するのが習慣になっています。

よくある質問(FAQ)

Q. VPNは常にオフにしたほうがいいですか?

いいえ。VPNにはVPNの役割があります。ぼくの環境では画像生成のときにVPNの影響が疑われたので、生成中だけ切り、終わったら戻しています。

Q. アプリごとにVPNを通さない設定はできませんか?

VPNサービスによっては「アプリごとに経路を分ける機能」があります。ただし対応しているOSはサービスによって異なり、ぼくが使っているVPNでは、7月時点でMacは非対応でした。お使いのサービスの公式情報を確認してください。

Q. VPNを切っても直らないときは?

そのときはツール側を疑う番です。利用上限に達していないか、指示や設定に問題がないかを確認します。

まとめ

  • AIの不調に見えて、手元の環境が原因のこともある
  • 疑う順番は「PC → 画面の見え方 → 回線・VPN → ツール・AI側」
  • 画像生成のように接続が長くなる作業では、VPNが影響している可能性がある
  • 追加費用がなく、すぐにできる確認から先にやる

原因の分からない不具合をAIと一緒に1つずつ切り分けた例は、Search Consoleのサーバー接続エラーをAIと調査した記録にもまとめています。

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