
Kindle本に設定したキーワードで検索したとき、自分の本はちゃんと出てくるのか。ぼくは3か月に1回、出している本ぜんぶについて確かめています。
10月の2回目の確認で、検索の1ページ目に出ていた割合は、前回の約18%から約31%に上がっていました。
ただ、その中に、キーワードを何も変えていない本まで含まれていました。調べてみると、前回と今回で「出ている」の数え方が違っていたんです。
この記事では、KDPのキーワードを見直すときに、数字の比べ方で気をつけたいことを、今回の実例からまとめます。
KDPのキーワードは「設定したら出る」わけではない
Kindle本(KDP)は、1冊につき7つまで検索用のキーワードを登録できます。
ただ、登録したキーワードで検索したときに、その本が1ページ目に出てくるとは限りません。似たテーマの本が多いキーワードでは、なかなか表示されないこともあります。
そこで、本ごとに7つのキーワードでAmazonを1つずつ検索し、1ページ目に自分の本が出るかを記録する「キーワード棚卸し」をしています。
確認はClaude Codeの定期実行に任せている
本の数×7回の検索を手作業でやると、かなり時間がかかります。そこで、確認はClaude Codeの定期実行に任せています。
ブラウザで検索して、本ごとに「出た/出なかった」と表示位置を表にまとめるところまでがAIの担当です。ぼくはその表を読んで、キーワードを直すかどうかを決めます。
1回目は7月、今回の10月が2回目でした。
表示の割合は約18%から約31%に
今回の結果では、キーワードで検索して1ページ目に出ていた割合が、約18%から約31%に上がっていました。
数字だけを見ると、検索に出る割合が増えたように見えます。
ところが、前回はどのキーワードでも出てこなかった本のうち5冊が、今回は1〜2個のキーワードで「出ている」と判定されていました。この5冊は、前回から今回までの間にキーワードを1つも変えていません。
前回と今回で「出ている」の数え方が違っていた
結果のメモを見直すと、前回と今回で判定のやり方が違っていました。

- 前回(7月):検索結果のページに、本のタイトルの文字が含まれているか
- 今回(10月):検索結果に、本ごとの識別番号(ASIN)が含まれているか
識別番号での判定は、タイトルの表記ゆれに左右されにくいのが良いところです。一方で、広告枠のように、ふつうの検索結果とは別の場所に表示されている本まで「出ている」と数えてしまうことがあります。
そのため、約18%から約31%への変化のうち、どこまでが本当の改善で、どこからが数え方の違いなのかは、今回の結果だけでは分けられません。何も変えていない5冊が上がっていたのも、数え方の違いが影響した可能性はありますが、その大きさは今回の結果だけでは分かりません。
キーワードを直しても出てこない本もある
今回も、どのキーワードでも出てこなかった本がありました。
その中には、都市伝説マンガの「解剖室」シリーズ3冊も入っています。「漫画」を付けたキーワードにしても、1ページ目には出てきませんでした。
どの本もレビューの数はまだ少ないです。ただ、検索に出ない理由がレビューの数なのか、キーワードなのかは、今回の確認では分かりません。キーワードを見直しても、それだけで出るようになるとは限らない、というのが今回の実感です。
比べるなら、同じ物差しで
数字が悪いときは原因を探すのに、数字が良いときはそのまま受け取ってしまいがちです。
今回、何も変えていない本が上がっていなければ、ぼくもたぶん「キーワードが効いてきた」と読んでいたと思います。
次回からは、識別番号での数え方にそろえて比べることにしました。同じ物差しで2回測って、はじめて「変わった」と言えます。
確認をAIに任せるほど、数字の出どころを自分で見る機会は減ります。だからこそ、良く見える数字のときこそ、まず測り方を確かめるようにしています。
まとめ
- KDPのキーワードは、設定しても検索の1ページ目に出るとは限らない
- 3か月ごとの棚卸しで、表示の割合は約18%から約31%に上がった
- ただし前回と今回で「出ている」の数え方が違い、何も変えていない本まで上がっていた
- キーワードを見直しても、検索に出てこないままの本もある
- 前後を比べるときは、同じ数え方にそろえる。良く見える数字ほど測り方から確かめる
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