
毎週、AIにインタビューしてもらって、自分の判断基準を書き残しています。
先週の回の最後に、雑談のような質問がありました。「いま動いているものの中で、正直いちばん楽しいのはどれですか?」。ぼくの答えは「書籍制作」でした。
この記事では、なぜ本づくりがいちばん楽しいのかを、あとから考えて3つに整理してみます。今回の振り返りで、本づくりのどこを楽しいと感じているのか、少し整理できたからです。
いちばん楽しいのは「本づくり」だった
ここ最近は、本づくりのほかにも、新しく始めた仕事がいくつか重なっていました。どれも、やりがいはあります。
それでも「いちばん楽しいのは?」と聞かれて、ほとんど迷わずに「本づくり」と答えていました。
即答できたこと自体が、少し意外でした。普段、自分が何を楽しいと感じているかを、言葉にする機会はあまりないからです。
本づくりが楽しい3つの理由

1. 作りたいものから始められる
都市伝説を題材にしたマンガ「解剖室」シリーズは、もともと自分の中にあった構想でした。売れるかどうかを計算して選んだテーマではありません。
売れたらうれしい、読まれたらうれしい。そのくらいの気持ちで始めて、いまはシリーズで3冊になりました。
「やってみたかったもの」から始められる仕事は、そう多くありません。
2. 手を入れたぶん、良くなるのが見える
シリーズ2冊目の「職場の解剖室」では、絵ができあがったあとで、ストーリーを大きく作り直しました。読み返して、オチが薄いと感じたからです。
悪役の描き方も直しました。冷たいだけの人物より、ほんの少し揺れが見える人物のほうが怖い。そう感じて、細かい仕草を足しています。
直すのは手間ですが、直したあとに読み返すと、前より良くなっているのが分かる。この手応えが、楽しさの大きな部分だと思います。
3. 何を作るかは、自分で決める
構成のたたき台、原稿の下書き、絵。本づくりの作業の多くは、AIと一緒に進めています。
それでも、何を作るか、どこに違和感があるか、どこで止めるかは、自分で決めています。AIと分業していても「自分の本だ」と思えるのは、この判断が手元に残っているからです。
「まだ分からない」ものとの付き合い方
同じインタビューで、新しく始めた仕事のひとつについては「まだ理解しきれていないから、よく分からない」と答えていました。
楽しくないのではなく、仕組みや流れをまだつかみきれていないので、楽しいかどうかを判断できる段階にない、という意味です。
本づくりも、最初からいまのように楽しかったわけではないはずです。工程が分かって、自分なりの手応えが持てるようになって、はじめて「楽しい」と言えるようになりました。いま分からないものも、もう少し続けてから判断しても遅くないと考えています。
AI副業を続けるうえで「楽しい」を言葉にしておく
AI副業の話題は、どうしても「何が稼げるか」に寄りがちです。それも大事な視点です。
ただ、ぼくの場合、続いているのは「楽しい」と言えるものでした。数字だけを目標にしていたら、本づくりもここまで続いていなかったかもしれません。
忙しい時期ほど、自分が何を楽しいと感じているかは見えにくくなります。たまに立ち止まって言葉にしておくと、次に何を選ぶかの手がかりになります。
まとめ
- 「いちばん楽しいのは?」と聞かれて、迷わず「本づくり」と答えた
- 理由は、作りたいものから始められること、手を入れたぶん良くなるのが見えること、何を作るかを自分で決められること
- まだ楽しいかどうか分からないものは、理解が進むまで判断を急がない
- 続けるうえでは、「楽しい」を言葉にしておくことが手がかりになる
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